「木曜日の女神さま」へようこそ♡
このブログは50代アラフィフ幸せ妻の美砂が、人生を心豊かに楽しく生きてゆく道しるべみたいなものになれたらいいなあーーーと願いを込めつつ書いております♬
お久しぶりです😉
今回の記事は、
「久々の村上春樹のせいで・・・」ってことで、、、
「せい」っていうと、まるで村上春樹が悪いみたいだけど、
そういうわけではなくて、、、
いい意味での「せい」です(笑)
若い頃から、ずっと読んできたけれど、
夢中で読んでいたのは、多分、24歳ころまでだった気がする。
途中で「村上春樹はもういいか」ってはっきり思って、
それからあまり熱心な読者ではなくなりました。
私はそのころから世界文学に目覚めてしまったので、
村上春樹では物足りなくなったというのが、
正直なところです。
そんな私にとって、彼に関して、もっとも重要なことは、
高校生の頃の息子が、書棚に置いてあった、
私が若い頃に買って読んでた、
「ノルウェイの森」を勝手にみつけて、
それを読んでから、すっかり、村上春樹フリークみたいに
なってしまったことです。
確かここにも書いたと思うんだけど↓
そこから、彼は自分のお小遣いで、最初から
ぜんぶ集めて読むようになって、
おかげで、私ももう一度彼の作品を読むようになって、
その素晴らしさを再確認することになりました。
そのころの息子とは、しょっちゅう村上春樹の話題で
盛り上がってた🎵
二人で、○○の役をどんな女優がやったら似合うか、とか、
しゃべったり、そういうのが、めちゃくちゃ楽しかった(笑)
大学時代の息子は横浜に住んでて、はじめてその町に行ったとき、
駅の近くに「村上書店」っていう小さい書店の大きい看板見つけて、
2人で「村上書店やってーーー!」てけっこううけたこと、
今でも鮮明に覚えてる。。。。
そういうことで、厳密にいうと、
好きな作家とは違うのですが、
彼は、私の人生にとって、めちゃくちゃ重要な、
たぶん、今生きている日本の作家の中では、
もっとも重要な人物といって、間違いありません。
で、今回、なぜ久々に読んだかというと、
私が息子のために去年の誕生日に買ってあげた、
年末帰省してきたときに、
もってかえってきてもらったからです。
これ↓
村上春樹の長編は全部読んでるはずだけど、
これだけは、まだ手付かずで、息子が読んでしまったら、
もってかえってきて、っていう約束してたんですよ。
で、息子はちゃんと持って帰ってきてくれたんだけど、
4巻もあるから、最初、ちょっと読むのかったるいなあ、、、
とか思って、お正月から今まで長いこと手を付けてなかったんです。
なにしろ、
私はズームで京都の先生に、月二回ジャズピアノレッスン受けてるし、
去年からのハタユカさんのキラーコンテンツ作り講座も
受けてるし、
毎日午前中はジムのスタジオレッスンにみんなで明け暮れてるし、
夕方からはピアノの生徒さんくるし、、、
ブログも書きたいし、、、、、
ピアノも弾きたいし、、、、
家事も(一応)しないとだし、、
まあ、色々と忙しいんですよ(笑)
だけど、、、
もう、読み始めると、ダメですね、、、、
どっぷりつかっちゃって、、、、、
ブログ更新とか、忘れてるわけじゃないんだけど、
それどこじゃない(笑)
うちの旦那さんは、一回だけちょっと読んだことあるらしいんだけど、
村上春樹なんかどこがいいのか(笑)
まったくわからないって。(そういう人ってめっちゃ多いよね☆)
私だって、どこがいいかってそんな説明できないけど、
読み始めると、とにかく、ページをめくる手がとまらなくなる、
ようするに、抜群に面白いんですよね。
退屈とかしたことない。
エッセーも短編もだいたい読んでるけど、
どれもすっごい面白い🎵
だけど、
一番思うのは、世界観にのみこまれて、
自分のいる現実世界が侵食されるみたいな、
そういう圧倒的な物語の力。
高校生のとき、息子は
「村上春樹読んだあと、しばらく、
こっちの世界に、帰ってこれなくなる」
みたいなこと言ってた、、、もうそれ。。。。
私のいつものだいたい晴れやかな軽々しい(笑)生活が、
ほんと、おもたーーーーーく、ふかーーーーーく、
しずみまくってます(笑)
作家じゃないからうまく言えないけど、
意識と無意識のあいだの 、
目に見えるものと見えないもののあいだの
変な扉を開けてしまったみたいになるし、
とくに、長編は、時間の感覚がなくなるっていうか、
どこにいるかちょっとわからなくなるみたいな、、、
自分の現実っていったい本当なのかみたいな(笑)
☆☆☆☆
実はさ、この記事の前に、ひとつ、ブログの記事書いてたんだけど、
それって、かなり特殊な生活してるブロガーさんがいて、
このままほうっておくと、
命にかかわるんじゃないかって、心配になって書いたもので、
でも、けっきょく赤の他人の私が何を書いても、
よけいなお世話だし、
その人の命は本人や、その人の周りの人にまかせるしか
ないって思いなおして、アップするのやめたの。。。。
アップしなくてよかったと思ってるし、
ちょうど村上春樹読んでたおかげだと思ってる。
何もないのが一番だけど、何があってもおかしくないって、
気づかせてもらった。
今は、その人の自然な生命力を頼りに、
その人が抱え込んでるものが、
少しでも軽くなればいいなと願ってる。
第一部、読み終わって、
第二部これから、ってところで、
ちょっと、息抜って感じで、ブログ書いてみました🎵
もし、まだ読まれてない人で、興味のある方は、
ぜひ読んでみてくださいね☆
令和元年自宅2階にて撮影♪
ここまで読んでくださった方、
いつも読んでくださってる皆様
ありがとうございます♡♡♡
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